2011年2月28日月曜日

なんとか2月中に…

今日で2月も終わりですね。
トップページのメニューバーに「Open in February」と予告していた2テーマ「Quick & Easy Recipes」と「Dining Column」を、本日やっとアップすることができました。ごめんなさい、ぎりぎりセーフでしたね。 
先行オープンしていた「Seasonal Recipes」が、旬素材を使った季節のメニュー連載だとすれば、こちらは「お役立ちコラム」的存在。「Quick & Easy Recipes」は先日のエントリーでも書いたとおり、早くできて簡単でおいしい、がコンセプト。まずは「5分で作れるアペリティフ」を特集しています。
Dining Column」は、「知ることで腕を上げる」ことをめざすシリーズコラム。「おいしいBASICS」シリーズでは、定番メニューをもっとおいしく仕上げる秘訣…見落としがちなコツ、案外知らなかったひと工夫を、上田シェフがじっくり語ってまいります。初回は、皆さんご存じのハンバーグ。
でもね、このシンプルなハンバーグ、目からウロコの食感と味で、はまりますよ。子どもが好きなメニューだよね、という先入観や、手が汚れるんだよなぁ…と躊躇する気持ちから、完全に解放されます。ミディアムボディの気軽な赤ワインにぴったりだし。
会員の皆さんには、3月のカレンダーもご用意しました。先程お知らせしましたので、じゃんじゃんダウンロードしてくださいね。
(エディター兼プレス担当 田村敦子)

2011年2月26日土曜日

スタイリストよりご挨拶~撮影のお楽しみ~

みなさま、こんにちは。
はじめまして。スタイリング担当の小山です。
料理はもちろん、インテリアや雑貨まわりのスタイリングを仕事としています。これから、よろしくお願いいたします!
仕事の中で、一番難しいと思っているのが、実は「料理」のスタイリングです。DDCでは料理のスタイリングをしまくりですが・・・(笑)
1品1品どんな料理か、色合いか、ボリュームか、想像力をフルに使って、イメージして、準備をして、毎回撮影に臨んでいます。
そして、毎回撮影後の試食にもしっかり準備をして臨んでいます!
たらふくワインを飲んで、遅くなっても大丈夫なように、夫に娘のお迎えなどを事前予約するのです。
お陰で安心して、食事&会話を楽しんでいます。
この時の私のもうひとつのお楽しみは、上田先生の双子の御子息(中学2年生)との会話。子供っておもしろいな~とわくわくします。
呑んだくれ大人にも慣れていて、いつもとても紳士な対応。
ワインやお茶までサーブしてくれるのですよ。
信頼している仕事仲間や友人、そして家族や兄弟との食事をしながらの会話が私のエネルギー源のひとつです。
飲みすぎてしまうのがいけないところですが・・・
(小山佳子)

2011年2月19日土曜日

素敵な助っ人のご紹介です

Delicious Dining Clubの英語版を担当してくださっているヘザー・ブラッキンさんが今週、素敵なブログをオープンし、さっそくDDCのことを書いてくださいました(コチラをご覧ください)。

ヘザーさんは日本語と英語の両方を母国語としているので、当然のことながらどちらも堪能。 海外経験が豊かでいろんな外国料理をご存じ、しかもご自身もお料理上手なので、日本と海外の素材の違いや、テクニックや感覚の違いなど細かなニュアンスもわかってくれると思い、本業はインテリアデザイナーであり文筆家なのですが、失礼を承知で翻訳をお願いできないか打診したのでした。快く引き受けてくださり、それはもう実に細かいところまで配慮した、見事な翻訳を仕上げてくれたのです。感激でした。
ヘザーさんのブログ中にもありますが、上田シェフのDDCレシピには、フレンチベースでありながら日本人ならではの感覚があちこちに生かされた、おいしさの秘訣が満載です。そこをおもしろいと、国際感覚あふれるヘザーさんが打ち合わせ中、何度も言ってくれたのも、うれしい発見でした。
 しかし、サーモンとブロッコリーのキッシュと一緒に写っているアップルクランブル、おいしそうですねぇ。 お気づきでしょうか、メニューバーにすでに、Guest Chefsというオープン予定の企画を置いてあることを…。いつか皆さんに、ヘザーさんのレシピをお伝えする日が来るかもしれませんね!
 (田村敦子)

2011年2月18日金曜日

Quick & Easy, but Delicious!

毎日、たくさんの会員登録のお申し込みをいただいていて、本当にうれしい限りです。コメント欄のあたたかなメッセージも楽しく読ませていただいています。皆さん、どうもありがとうございます! 毎週木曜夜9時の小さなお知らせも続けていきますので、引き続きよろしくお願いします。
2月にアップするお約束をしている2テーマ(メニューバーをクリックするとOpen in Februaryと出る、Quick & Easy RecipesDining Columnのことです)の準備がそろそろ整いつつあります。またここで改めてお知らせしますので、もう少しだけお待ちくださいね。
現在公開中の季節のレシピに比べ、文字通りクイック&イージー、より「早く結果が出る(!)」レシピをお好みの方に、喜んでいただける内容にしたいと思います。でもね、必ずおいしいです。間違いないですよ。
(田村敦子)

Thank you for joining us and your warm messages we have received...we do appreciate your expectations to this website!

We are nearly ready for a couple of new contents named 'Quick & Easy Recipes' and 'Dining Column' which are supposed to be open much earlier in February.

These coming recipes are more suitable for busy people; surely quicker and easier, but of course delicious...So, don't miss them!

2011年2月15日火曜日

「キッチンコミュニケーション」のすすめ

最近、思うんです。料理って普通、1人で作って、1人以上で食べることが多いけれど、誰かと作るともっと楽しいのにな、って。
料理人として仕事をしていたので、数人で料理をする事が多かったこともあるのかもしれませんが、これがなかなか良いんです。
「今、手が離せない! 鍋の中かき混ぜて!」
「私はジャガイモむくから、タマネギよろしく!」
「野菜を炒めるのお願い! その間に流しの中の洗い物片づけてしまうから!」 
とか、おしゃべりしながら、時にグラスを傾けながら…。日ごろの夕飯だと慌ただしくて無理があるけれど、週末なら可能なのではないでしょうか?
 そう、名づけて「キッチンコミュニケーション」! マンネリ映画より、こんなデートも楽しいよと彼女を誘って。時には会話が少なくなったご主人に声をかけて。家でゲームにいそしんでいるお子さんも。
昼間、ゆっくり食材ショッピングからスタート。時間をかけて、おしゃべりしながら、料理をイベントととらえて楽しんでみてはいかがでしょう?
この時、いくつかのポイントがあるので書いておきますね。
・メニューは、誘う相手の、作りたいもの、食べたいものを選ぶこと。
・料理の上手な方が主導権を握りすぎないこと。
・あくまでも、広い心で。相手を手伝わせているのではなく「仕事を分担している」と思って。
・日ごろ、どちらかが作り慣れているものではなく、レシピがちゃんとある新しい料理を作ると、ケンカを避けられます(主導権はレシピ。迷わずちゃんと作れるように、説明がしっかりしたレシピを用意することがおすすめです)。
・二人だから、半分の労力と時間で料理が出来上がるとは、決して思わないこと(笑)。これはデートでありイベントなのです!
・相手にして欲しいこと(洗い物や片付け!?)を押しつけるのではなく、やりたいことをしてもらい、最初はそのサポートに徹すること。
・日ごろ忙しくてなかなか作れない、少し手のかかる、また、時間のかかる料理を作るようにすること(すぐできちゃうと、おしゃべりの時間がなくなっちゃう?)
・キッチンが狭くて二人で入りづらいなら、食卓テーブルの方でできる、作業の多い料理(餃子を包むとか…)を選ぶこと。
いろいろ書きましたが、要は、一緒につまみ食いしたり、できたて、揚げたてのおいしいところを、味見と称して一口食べたりと、ちょっとしたお楽しみも、共犯者がいると更に楽しい! ということ。
なので、楽しいこと優先、ちょっと気になること(片づけ方や、素材の扱いなど)も優しく教えてあげるか、時には目をつぶって…が大切。

毎日毎日、ご飯作りにヘトヘトになっている方も。日ごろ忙しくってちゃんと料理できないと嘆いている方も。時間と心に余裕のある、休みの日に一度トライして、誰かと、おいしい時間を共有してはいかがでしょう?
(上田淳子)

2011年2月13日日曜日

カメラマンよりご挨拶~俺の家メシ物語 後篇~

好きなワインと美味しいウチご飯に迎えられるという夢のような生活。
これが、続くと思われたのだが……。

そんな事はないと思っていました。
嫁は編集者でしたから、いつか忙しくなる日が来ると。

その日が来てしまったんですね。

創刊誌の立ち上げや複数の本を抱えていた嫁は年々仕事が忙しくなり、毎日、帰宅が深夜。とてもご飯を作っている余裕はありません。

仕方なく、1人でお弁当や総菜を買って食べる日が続きました。
最初は良かったんですが、しばらくすると飽きてきました。
「ご飯」というより「えさ」を食べているような気がして来て、嫌になっちゃいました。
おなかはいっぱいになるんですが、何かが足りない。ワインと合わせてもいまいち…
というか、合わないんです、なんというか、楽しさや満足感のレベルが。

そこで一念発起。
自分で作る事にしたのです。初めて料理の本を開いて。
最初は、嫁が独身時代から持っていたパスタブック。
これが、うまく出来たんです。カルボナーラ。ビギナーズラックというやつですかね。
これが成功体験になって、色々作るようになりました。
パスタはお湯を沸かし始めてからソースの下拵えを始めれば、パスタのゆで上がる時にちょうど合わせる事が出来て、30分位で出来上がり。ワインとも勿論合う! 
慣れて来たら、パスタだけでは物足りなくなり、いわゆる男の料理っぽいですが、肉料理も一緒によく作りました。

そして、最も助けられたのが、上田淳子さんのレシピです。
週末しか作れなくなったけど、相変わらず料理が好きで食いしん坊の嫁は、10年近く先生の料理教室に通い続け、そのレシピが辞書のように貯まっていました。開いてみてその通りにやってみると、春夏秋冬、素材に合わせて、美味しいご飯が出来るではないですか。今日はこのワインに合わせようなどと考えながら作るの、なかなか楽しかったです。
いえ、全然難しくなかったですよ。料理なんか全くやったことなかった私でも。本当に。気に入って何度も作り、レシピを見ずに作れるようになったものも、少しですがあります。

また、原田シェフのパスタブック、サルバトーレさんのパスタとナポリの本(日置さんの写真が今見ても秀逸!)、手塚さんの男のイタリアン、本当にお世話になりました。どの本も、古本屋さんで引き取ってくれないくらいボロボロです。
それからまた、私の楽しいディナーが始まったのです。
一人分というわけにはいかないので、嫁の分も作りましたよ。喜んでくれました。
これぞ、料理の醍醐味ですね。作って楽しい、食べて楽しい、人に喜ばれて、また楽し。
おかげで、少し太ってしまいました。
そんなに時間がかからないとはいえ、仕事から帰って来て作るもんですから、食べるのは11時回ってからでしたからね。

これが、私と料理、との出会いですね。
ワインとの話は、今回あまり触れることが出来ませんでした。またの機会にお話ししたいと思います。

というわけで、ここ十数年の私を形づくり、新たにご飯を作って食べる楽しさを教えてくれた上田レシピを、これからDDCでたくさん紹介します。皆さんに写真を通して少しでもお伝え出来ればと思っています。
(澤崎信孝)

2011年2月10日木曜日

カメラマンよりご挨拶~俺の家メシ物語 前篇~

皆さんはじめまして、撮影担当、澤崎です。
最初なので、私と料理、ワインとの出会いを書かせてもらいます。
私は一人暮らしの頃、全く料理をせず、部屋に調理道具はやかんしかなく、調味料のたぐいは全くありませんでした。食事は全て外食(ほぼ、居酒屋でした)。キッチンと呼ばれるスペースには、当時大事にしていた自転車を置き、冷蔵庫には写真のフィルムを入れていました。ワインにしても、赤いか白いか以上の区別も味も分からず、がぶ飲みしてすぐ酔ってしまいました。それが20代の頃。
そんな私が30歳になる頃、先輩に飲ませてもらったワインの味と語ってくれた話に何かピンと来てしまったのでしょう、仕事の後にワインスクールに2年近くも通い続けるほどはまってしまいました。スクールの友人と、知り合いのレストランを借りて、テーマを決めてワインを持ち寄り、ワイン会をしていました。
楽しかったですね。飲むもの全て、味が違い、それぞれにストーリーのあるワインの種類の多様性と奥深さ。毎回、発見の連続でした。参りました。下手をするとその勢いのまま、そっちの道へ進んでいたかもしれません。もっとも、人に勧める事を仕事にするより、自分で飲む方が楽しいという事実に気づき、思いとどまりましたが。
結婚してから、幸いにも、家で美味しいご飯を食べ、自分で選んだワインを飲めるという極楽な日々が続きました。
夢のようでしたね。一人暮らしの頃は全て居酒屋だったのが、家でご馳走を食べられるのだから。
しかし、お約束どおり、そんなに良い事は長くは続きません。
そこから事態は急転直下、私には長い試練の日々が続いたのです……

つづく。

2011年2月9日水曜日

Winter Menuの撮影風景から

公開中のWinter Menuの撮影中ショットです。
 こういうとき、普段陽気な仲間たちが誰もしゃべらなくなります。真剣そのもの。
鶏のフランス風カレークリーム煮込み、ぜひ作ってみてくださいね。大人っぽい味とも言えるし、その一方で子どもたちも好きな味だと思います。寒い日の夜ごはんにね。

りんごのコンポートの撮影のときに偶然できたこの模様がお気に入りで、一度書いたこともあるのですが、またアップしちゃいます。名づけて「iPlate」または「iDish」。
赤ワインシロップのかかり具合をいい感じに見せるために、何度もお皿にコンポートをのせて練習していたら、練習用のお皿にりんごマークが残っていたのでした。うーん可愛い♪
皮をむいて一度白くなったたりんごが、赤ワインのシロップでまた真っ赤に。このキュートさ、スタイリング担当小山さんのお嬢さん・ツッキー(小学6年生)の心もつかんだようで、すっかりお得意メニューになっているとか。簡単でおいしい、ついでに可愛いって、大切だよね。
(田村敦子)

2011年2月4日金曜日

A Greeting from Our Chef シェフよりご挨拶

とうとうスタートしたDelicious Dining Club。私たちメンバーは、せっかく食べるのだから・・・、お酒をおいしく飲みたいから・・・そう、食べる事を楽しみたいと、いつも真剣に!? 本当に一生懸命考えている、食いしん坊の集まりです。 
仕事から疲れて帰ってきて、プシュッと開けるビール。やっぱり幸せ。ホッとくつろぎますよね。でもその傍らに、冷蔵庫にある素材で作る、簡単で、でもちょっとおいしいものがあれば、疲れは明日に絶対持ち越さないはず。 

いつものサラダに気の利いた具をプラスするだけで、その辺のビストロに負けない前菜を作る事って、意外に簡単。そして、それが上手くできればきっと誰かと食べたくなるはず!なのも確か・・・。食べるって・・・身体の栄養なのはもちろんですが、心の栄養としても人間にとって必須なのでは・・・。
 
そんな毎日をお手伝い出来る、気の利いたメニューを是非とも皆様にお伝えしたく・・・いろいろレシピを考え、試し、時にワインを空け・・・おいしいと確信し・・・ここに至りました。 

季節感をたっぷり盛り込みながら、作らなくとも、見ているだけでもワクワクするような、料理やその情報をたっぷりお届けしたいと思っています。 
 
春に向かって、スナップえんどう、菜の花など、様々な食材が店先を賑やかに彩るようになってきました。そして、今のうちに食べておかないと・・・来年までお預けになってしまう牡蠣や、白菜など冬のおいしい食材も、まだまだたくさん! 

 忙しいときはクイックに。時間があるときは料理を一つの楽しみ、息抜きとして・・・作る達成感も時には大切。 

そんな時間を これから、皆様と共有できる事、とっても楽しみにしています!
(上田淳子)

2011年2月3日木曜日

はじめまして、Delicious Dining Clubです

まずは、スタートしたばかりのこのメディアに期待してくださり、さっそくここを読んでくださっている方々に、心から御礼を申し上げたいと思います。
Delicious Dining Clubは、昨年の春に有志の仲間で結成して始めたプロジェクトです。やりたいことはいろいろあるのですが、まずは知ってもらうことだ!ということで、まずは公式サイトというメディアを立ち上げることにしました。

Message欄にも書いたのですが、料理を作ること、食べること、飲むこと、集まって楽しむこと……そういう、私たちと同じことが好きな人たちに役立つ情報を、それぞれの得意技を生かして発信することができたら、というシンプルな信念で集まったチームメンバーです。

このブログでは、撮影の様子や、チームメンバーがそれぞれ思うこと…などを書きつづっていきたいと思います。参加型サイトですので、皆さんもご意見ご感想、いろいろくださいね。

最初の挨拶なのでちょっと真面目にいきましたが、基本はリラックスして楽しく!ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(田村)


Welcome!

First of all, we thank you for joining us, reading this blog on the very day we started off this brand-new site.

We formed the team for Delicious Dining Club and started photo sessions last spring. We have a big ambition and a lot of things we wish to do, so decided firstly to set up an official site to let people know about DDC.

As shown in our Message from the Team, our simple aim is to share fun and good ideas on cooking, dining and entertaining with you, bringing together our professional skills for cooking, styling, photography and editing.

In this blog we will write about The Making of DDC: what happened in every photo session, useful tips, and everyday life of each of us. Your comments are more than welcome so please feel free to talk to us.

So sit back, relax, and have fun!