2011年5月10日火曜日

DDC on Facebook


Delicious Dining Clubは、Facebookにもページがあります。
現在はお知らせ用ですが、これからもっと充実させていきますので、よかったらのぞいてみてくださいね!
Delicious Dining Club (DDC)


2011年5月5日木曜日

マネジメントのすすめ

昨年から、巷でよく耳にするドラッカー。女子高校生が、ドラッカーの精神のもと、野球部をマネジメントし、甲子園へ…という話は、テレビアニメにまでなる人気小説に。

本来のドラッカーの思想をもとにと考えるのは恐れ多く、またその道の方には叱られてしまうかもしれないのですが、あの「もしドラ」的に、毎日の食事も「マネジメント発想」してみると、多くの人たちを悩ませているマンネリや苦痛から脱出できるかも…と思い、ちょっとシミレーションしてみました。

 まずは、料理をするときに誰のために作るかを考えてみる。たとえば、家族。その構成は、メタボが気になるガッツリごはんが好きなダーリン、毎日の忙しさにつかれた野菜不足の私、まだ時々遊び食べをしてしまうトホホ2歳児…。

 これらの顧客の心と体が満足する食べ物を客観的に考えてみる。そしてメニューをDDCレシピで構成してみると…。

 メタボダーリンが好きな食べ物のキーワードは「しっかりした味」。ならばポークピカタを通常よりトマトソース多めで作る。低脂肪のヒレ肉に卵の衣をつけてオリーブオイル焼きにしているので、トンカツよりはグッとヘルシー。トマトソースを多めにすることで満足感を。パスタではなくごはんを添えて。ちなみにトマトソースはずばりトマトの濃縮、野菜を凝縮したものなのでたっぷりでも安心です。
 優しい味わいの野菜をたっぷり食べたい私のためには春ポトフを作ろう! あさりの味が効いているからダーリンにもOK。少し多めにこしょうをすれば、パンチが効いた味になるのでさらに◎のはず。
 2歳児には、ピカタとポトフの野菜を食べやすく切って器に盛り、たっぷりトマトソースをかけよう。カレーのようにごはんと一緒に盛りつけて、混ぜて食べさせてもいいかも。ポトフのスープを、具を入れずに少し薄めてマグカップに入れ、飲み物代わりにすると、きっと食べやすいはず…。

 …あくまでも一例ですが、ちょっとおもしろくないですか?  
自分が作る、毎日作る、食事作りが大変、ウーーン ツライ!…とネガティブな気持ちになってしまいそうなとき、視点を変えて、第三者的な目線で、家族を顧客にして、毎日の食事をマネジメントしてみませんか? 

 実行する前に、まずは考えてみるだけでも…。キーワードは、第三者の客観的な目線。意外とおもしろいですよ。(上田淳子)

2011年5月4日水曜日

The Making of DDC Spring

そういえば、このブログのタイトルは「The Making of Delicious Dining Club」。でもたぶん、まだ一度も、「ページができるまで」的なちゃんとした記事は書いていませんでしたよね。なので今日はそのあたりを意識してみたいと思います。現在公開中の「Seasonal Recipes/Spring」を例に。

Seasonal Recipesでは、各季節にどんな料理を入れるかをすでに1年分決めてあるので、撮影前にはその計画に従って料理の「顔」をラフコンテに落とし込んでいく作業をします。スタイリストが器を選びやすいように、わかりにくいものは図解入りで。(このコンテはEarly Summerのものですが…)
カレンダーにも使われている季節の素材写真は、 シェフと私が手分けして買いに行きます。近所のスーパーであることが多いのですが、Springのときは、一緒に青山ファーマーズマーケットまで買い出しに行きました。素材写真の撮影後はもちろん、撮影用の料理に使います。
撮影に使う器は、「同じ家の食器棚から出てきたような感じ」を目指しています。違う料理に同じ器を何度も使うのも、家庭ではもちろん普通のことなので、どんどんやっています。初回の撮影のときはチームメンバーの家にあるものを持ち寄ってやってみたのですが、持ち運びがあまりにも大変…だったので、現在はあるお店からテーマに合ったものをお借りしています。下の写真は、みんなの食器を持ち寄ったところ。
というわけで、器もリネンもワインも、テーブルの上でスタンバイOK!
料理ができ次第、撮影開始です。
撮影前には、レシピ通りに作れるかのチェックも兼ねて、すべての料理を試作するのも私の大切な仕事。上が試作、下が本番です(ははは、言わなくてもわかりますね)。

そんなふうにして、1シーズン分の撮影を定期的に行っています。
発表待ちのレシピは、すでに200以上あります。DDCサイト上以外にも、今後さまざまな方法&メディアでご紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに!(田村)