2012年4月7日土曜日

「どんなワインが好きですか?」


ワインは何がお好きですか?
赤ワイン、白ワイン?
辛口、甘口?
軽め、重め。などなど。
時々、聞かれる事がありますし、こちらが聞く時もあります。

基本的に、どんなタイプも私は好きです。
それは、ワインは食中酒なので、食事に合わせて変わるので、
食事に合えば、どんなタイプでも美味しいからです。


先日、若い人と飲んでいる時に(5種類飲んだのですが)
「濃い赤ワインが、一番好き」と言われました。
私もかつてそうだったことを思い出しました。
一番飲みごたえがありますからね。
当時は、軽いものを飲み足りなく感じて、
気持ちの中で、低くみているところがありました。


でもある時、好きなワインの味が濃すぎて、
食事に合わず、ワインが浮いていることに気付いたのです。

レストランではなく、ウチメシなので、
そんなにしっかりしたものは作れません。
それからは、食事を引き立てる、お互いを引き立てるものへと
ワインの選び方が変わりました。
その結果、ワインの守備範囲も拡がりましたね。
(それまでは、有名なアメリカのワイン専門家の評価が
自分の価値基準でした。)


最近は、近所の信頼の置けるお店で、
食事の事を話して相談して、ワインを選ぶ事が多いです。
また、レストランで、食前酒を飲みながら、
食事と、ワインのマリアージュをあれこれ考えるのが、至福のひと時です。

(澤崎信孝)

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