2012年6月30日土曜日

クッキングイベント動画 第3弾です。

ル・クルーゼさんとのコラボイベント動画第3弾、
Vol.3~9を先程、一挙公開しました。
今回は「ポークフィレのトマトクリームソース」
「春野菜のピラフ」の作り方を紹介するなかで、
料理のコツのアドバイスポイント別に編集しました。
たとえばこちらは、Vol.3の「お肉と合わせるトマトソース」。


こちらは、Vol.5の「鍋でピラフを炊く方法」。


今回も、上田シェフのわかりやすく、腑に落ちる料理のコツが満載で、
聞いていて思わず、手をポンとたたきたくなります。
「弾丸トーク」、とくとご覧下さい。

Vol.1~9を一挙に観たい方は、こちらをどうぞ。→ DDC CHANNEL

ページの下にコメント欄があるので、
ご感想などもお聞かせいただけるとうれしいです。

通常公開は、今回で最終章になります。
まだ、他にも小山さんのスタイリング講座など
為になるカットもあるのですが、
また次の公開タイミングの機会に発表してゆく予定です。
 しばし、お待ち下さい。

(澤崎信孝)

2012年6月28日木曜日

サンセールの空の下


(本日のエントリーは一部、
会員の方々にお送りしているニュースレターの内容と同じです)

数日前に、上田淳子シェフがフランスに旅立ちました。
以前、こちらでもご紹介しましたが
ワインの産地・サンセールにて今週の土曜日に行われる
素敵な一大イベントに参加するためです。

これは、現地在住のソムリエール、ジュリ・ルメさん(DDC会員さんです)が
近隣のワイン生産者のマダム達に声をかけて実現した企画です。
当日は日本から上田シェフを中心としたチームと
現地の皆さんが協力して、上田シェフによるBENTO-BOX
(和の素材とサンセールのスペシャリテを融合させた素敵なお弁当)の作り方を
数百名の参加者にデモンストレーションし、
地元のワインとともに供する予定だそう。
すばらしいコラボレーションイベントですよね。


メニューをちらりと見せてもらったのですが、
フランス人のゲストの方々がとても喜びそうな
きれいな折り紙のような箱に盛りつけた、和食キュイジーヌの数々でした。
ワイン好きの方はよくご存じのことと思いますが、
サンセール産のワインって、和食に実に合うのです。
そして、サンセール名産のチーズが、日本酒にとても合うことにも驚きました。
この意味でも、すばらしいコラボレーションになることは間違いないですね。

まさに、今シーズン皆さまにご紹介している
「お箸で食べるDDCメニュー」を
フランスの方々にご紹介するチャリティイベント。
そしてその売り上げの一部で、
今年出荷することになっている2011年収穫のぶどうを使ったワインに
「私たちは2011年を忘れない」というラベルを貼って、
世界に出荷する予定だそうです。
そこに込められた思いは、先のブログに引用された
ジュリさんのコメントにも強く表れています。


現地の新聞や日本のメディアにも取材予定があるそう。
こちらはフランスの新聞の記事です。写真がジュリさん。
「Junko Ueda grand chef japonais」とありますね。
現地から、上田シェフが報告をしてくれることになっていますので、
楽しみに待っていましょう。

6月30日土曜日、イベントの大成功を
東京より、サンセールの空へ向けて祈念しています!

(田村敦子)

2012年6月26日火曜日

今日も誰かの


高校時代の友人と誕生日会をするのが恒例となっています。
先日6月生まれの友人の会がありました。
いつもはおいしいものを食べに出かけるのですが、
今回は昼間だったので、持ち寄りのサンドウィッチパーティーに。
いろんなハムにアボカド、チーズ&ハチミツ、卵に野菜などなど。
パンも何種類か用意し、素材とのマッチングをおおいに楽しみました。


いつまでも会話がつきず、
空のワインボトルが並びだした頃にはすっかり夜。
友人宅から見えるライトアップされた東京タワーを
皆で眺めて、お開きとなりました。

最近では皆、年なりの問題を少しかかえていたりします。
親のことや自分の体のことなど。
そんな年齢だからこそ、誕生日会っていいなと思います。
皆で集まって、おいしいものを食べて、生まれてきた日を祝う。
皆が元気で嬉しいな~としみじみ感じます。

いろんな記念日がありますが、
やはり誕生日は特別です。
今日も誰かのお誕生日、
「おめでとうございます!」

(小山佳子)

2012年6月25日月曜日

パスタと具材の関係


澤崎さん・・・着実に ワインと料理を楽しむ人に 
進化してきていますね。
今回のブロッコリーのパスタは、定番中の定番。
手抜きと思われない、グレードの高い味わい+
野菜もしっかりという構成が嬉しい一品。
ブロッコリー以外でしたら、キャベツをざく切りで、細めの麺と、
アスパラガスは、斜め切りにして、ペンネと合わせると楽しいです。

そう、実は単純なメニューですが
合わせる野菜によってパスタを変えると
よりそのおいしさはアップします。
現に、DDCレシピでは、ブロッコリーを
シェル形のコンキリエと合わせているでしょ!


何でもないことなんですが、要は、麺と具を一緒に口に運びやすい
ということが最大のポイントなのかも。

濃いソースなら、太めで 
さっぱりオイルソースなら 細めで 
というスパゲッティーだけではなく、
いろんな形のショートパスタが存在するのは、
ただただかわいい・・ではなく、いかに美味しく 具材を楽しむか! 
という熱い思いがあるからなのかもしれませんね。

(上田淳子)

2012年6月24日日曜日

ビストロさわざき 本日も口福ナリ〜その9 ブロッコリーのパスタ

今回は「ブロッコリーのパスタ」です。
ショートパスタを使う、簡単レシピです。
パスタがゆで上がる前にブロッコリーを入れ茹でます。
バターを溶かし
アンチョビをいれて

茹で上ったパスタとあえます。
パルミジャーノは大好きなので思う存分かけます。
バターとアンチョビのソースが上手く絡み(この秘訣はDDCのWebで。とても簡単。他のパスタソースにも使えます。ごめんなさい、会員メニューなので、よろしくお願いします。)、シンプルなのに味に奥行きが出て、滲みウマです。
私は、手順にゆとりが欲しいのでソースを別の鍋で作りましたが、パスタを茹でた鍋を使い、ひとつの鍋で作れます。上田シェフはそちらの方法で作られています。
今回のワインはソアヴェクラシコ。最近イタリアワインを飲む事が多いです。食中酒として、いいんですよね。いい意味で個性を主張しすぎなくて。このワインもソアヴェとしてはしっかりとしたワインで、飲み応えもあり、また、程よい果実味とミネラル感。シンプルなパスタによく合います。
パスタ料理は、パスタを茹でている間にソースや具材を調理して、茹で上がりとともに合わせて出来上がるものが多いので、一人で、昼や、夜遅い時間にサクッとご飯を食べる時によく作りました。まあ、麺好きなんですけどね。
今回もワインとのマリアージュも上手くいきました。幸せだな〜。
本日も口福ナリ。
(澤崎信孝)

2012年6月21日木曜日

100レシピ到達間近!

こんばんは。
先程、「今DDCでご紹介しているレシピっていくつかな?」と思い
全コーナーで、会員の皆さんに公開しているものを数えてみたところ、
本日更新の「たこ炒め 粉山椒風味」で、94品めであることがわかりました。
ということは、この夏のレシピをすべて発表すると、
合計でちょうど、記念すべき100レシピということになります。


DDCをスタートして、そろそろ1年と5カ月。
おかげさまで、たくさんの方々にお楽しみいただけるようになり、
ボリュームもそれなりに増えてきたDDCレシピを
もっとじっくり、たっぷり、有効に、そして見やすく、お楽しみいただくために
実はこの夏、いくつか新しい企画を発表すべく、現在準備を進めています。
ずっと前から考えていたことなのですが、
やっと最適なスタイルが見つかり、いい形でお披露目できそうで
私たちもとても楽しみです。


ご紹介したい素敵なレシピは、まだまだたくさん私たちの手元にあります。
どんなスタイルでご紹介するのが一番いいのか、
これからもみんなで考えながら進化し続けていきたいと思いますので、
今後とも、どうかお見守りください。よろしくお願いいたします!

(田村敦子)


2012年6月19日火曜日

私的良店案内4 「H.P.DECO」

表参道にある「H.P.DECO」も大好きなショップのひとつ。
一歩店内に入れば、そこはもうH.P.DECOワールド!
フランス、モロッコのものなどを中心に、
独自の目線でセレクトされたアーティスティックなアイテムが並び、
どこの国なのか分からない、不思議な世界が広がっています。

いち早くフランスの「アスティエ・ド・ヴィラッド」や「ツェツェ」を
日本に紹介したのもここ。
ユーズドの家具や蚤の市で探してきた小物なども魅力的です。

最近はショップの一角に、NYの紅茶ブランド
「ベロック・ティー・アトリエ」のコーナーができ、
新たな世界観を見せてくれています。

H.P.DECOを運営するH.P.FRANCEは、
さまざまなブランド、ショップを手掛けています。

「バザー・エ・ガルド・モンジェ」「水金地火木土天冥海」
「ジャマン・ピュエッシュ」など、
どのブランドも個性的でおもしろく、見に行くのが楽しみ!

個人使用のものは、シンプルでクリーンな雰囲気のものが中心ですが、
それだけでは人生と同じでつまらない。
+αの遊びの部分、ユーモアも大事。
そんな気持ちをぎゅっと表現してくれるのが、
H.P.FRANCEの存在だと思います。

どのショップに行っても、スタッフの方が皆感じがよいのも特徴。
モノ好きなんだな~と感じる、共通の何かがあるんです。
H.P.FRANCEという会社がきっとそうなんですね。


最近購入したのがこのCORALTUSKのブローチ。
目が合ってしまいました。
なまけもの?らしいのですが・・・
バッグに付けて、微笑みの君を連れて歩いています。

(小山佳子)

2012年6月18日月曜日

お目覚スイーツ

先週の小山さんの キャンディー話・・いいなって。
我が家は、キャンディーが似合う中学生女子とは違って・・
もうちょっとむさ苦しく・・高校生男子が2名。
母が遅くなることは、全く問題ないけれど、
「めし!」がないことにはうろたえる年齢(笑)です

部活も忙しく、息子の帰宅の方が遅いことも・・といったこのところ。
数年前までは「おやつ~」なんて言っていたけれど
今ではそれを食べる時間に家にはおらず・・。
小さい頃は、ずっとまとわりついて、家事もままならなかったのに・・
でも、息子達が家で毎晩ご飯食べるのも、後数年・・
もう少しこの状況を楽しまないと・・と思ったり。

そんな我が家で、最近朝おやつが定着しつつあります。
フルに部活をして、学校で弾けまくって・・・
へとへとになって帰ってくる息子達、夜は勉強もはかどらず、
ご飯が終わるとすぐに睡魔に襲われ、
と言うことで、最近は無理して夜起きていることを辞め、
とっとと寝てしまい、朝、起きて宿題を片付けると言う方法にシフト替え。

このときに必要なのが、「お目覚スイーツ」。
ちょっと気になる物を買ってきたり、時間があるときは前日に作ったり・・
コーヒーや紅茶、時には日本茶で、いただく朝の「甘い物」は、
本当に血糖値を上げると言おうか・・。目が覚める!


ぎりぎりまで寝ていて、バタバタ短距離走者のように
走り抜ける今までの朝から一転。 
夜は、勿論すぐに眠くなるけれど、日の出の早い夏は、
このスタイルで、生活した方が私にとっても気持ちに余裕が・・。
常備菜を作ったり、アイロンがけしたりと・・
仕事の昼間そんな時間はなく、夜はへとへとでなかなかできなかったそんな家事・・
「おめざ」のあとエンジンかかってさくさくはかどっています。

(上田淳子)

2012年6月15日金曜日

クッキングイベント動画 第2弾です

先週に続き、ル・クルーゼさんとのコラボイベントの動画をお届けします。
お料理のデモンストレーションがスタートし、
「生ハムのムース」の説明部分、5分弱の映像です。


このレシピはウェブサイトの
5分で作れるアペリティフ」でも紹介していますが、
上田シェフが目の前で作っているところを見ると
もう作り方を見なくても作れるようになりますね。
ウチでもよく登場するメニューです。ワインによく合うので。

3〜5分くらいずつの映像を
当日の撮影分から切り出して編集しているため、
1つ1つは短いですが、トータルするとかなりボリュームがありますよ。
シリーズ「DDCチャンネルのクッキングライブ」を、
「ビストロさわざき」同様、今後ともどうぞお楽しみに。

(澤崎信孝)

2012年6月14日木曜日

さあ、夏ですよ!

こんばんは。
2週間のメンテナンス休暇をいただきましたが
先程、DDC季節のレシピ・夏のメニューの公開を完了いたしました。
今週よりまた8週間、おいしい夏のメニューをお届けしてまいります。


いかがでしょうか、「うがー!ビール飲みてー!」な感じのメニューでしょ?
昨年1年間、ナイフ&フォークレシピのコンテンツを発表しているときには
「夏は冷やした白かロゼかスパークリングだよね」と思っていて
それはもちろん一面、今もそう思うのですが、
こういうメニュー見ると、「生、中ジョッキで!」と言いたくなるし、
それが一番似合うんですよね。
やっぱり日本人。
やっぱり日本の夏はすばらしい。


赤ワインも写っていますが、もちろんワイン好きのかたはワインでどうぞ。
あと、焼酎もいいですね、ロックかソーダ割りで。冷酒もいいですね~。
和食やアジア料理って、いろんなお酒と合うのもうれしいところ。
そして、白いご飯と合うのも本当にすばらしい。

今日は上田シェフと、DDCの今後(2012年下半期)のプランを打ち合わせてきました。
席に着くと、氷の入った白ワインがたっぷり、当然のように出てきて
「いや、まだ明るいですが…」と一応言ってみたところ
「氷で薄めたから大丈夫よ」と涼しいお顔。 

この後も続々、いろいろ新しい、楽しいプランをたくさん考えております。
夏、秋、冬…と続くDDCを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

(田村敦子)


2012年6月13日水曜日

夜のキャンディ


仕事が遅くなる時の娘の食事は、
近くに住む義理の両親にお願いしています。

先週のある日。
早く帰れるはずの日(=両親に夕食をお願いしていない日)にハプニングがあり、
仕事が押してしまいました。
急でも頼めば、快く引き受けてくれる両親ですが、
先週一緒に夕食が食べられるのが、その日だけだったので、
娘には災難でしたが、9時近くまで待たせてしまいました。

撮影用食材を買うために最後に寄ったスーパーで、
夕食用の食材と一緒にこのキャンディを投げ入れ、ダッシュで帰宅しました。

キャンディは娘へのお詫びの気持ち。
小さい頃は、よく絵本や雑貨など、小さなプレゼントを買って帰りました。
娘の喜ぶ顔が見たかったのと、
待たせているお詫びの気持ちもありました。

「最近はプレゼントないね~」とこの前ぼやいていた娘。
「はい、これ、お詫びの気持のプレゼント」と
キャンディを渡すと、中学生でも嬉しそう。


「食べる?」「うん、食べる。」
遅い夕食の後、ソファで並んだ娘から渡された
そのキャンディの甘さと愛らしさにほっ。

今日も無事に終わりました、とTVニュースを見ながらつぶやいていました。

 (小山佳子)

2012年6月11日月曜日

日本とフランス、そして世界へ

以下は、フランスに住む友人がFBに上げたメッセージです。

6月30日にサンセールで東北地方太平洋沖地震の復興応援イベン​トをさせて頂ける事になりました。
食とワインを通じて日本とフランスが絆を深めて、ささやかでも復​興のお役に立てる何かを始められたらと思い続けて来た事です。
しかしながら、幾ら思いを巡らせた所で、人間一人では何も出来ま​せん。
一つ一つの思いつきが、形となって実現出来るまでに至ったのは本​当にたくさんの方々の善意と行動力と熱い思いの結びつきだと心か​ら実感しています。
このイベントはサンセールの人達の日本びいきの温かい思いやりと​、時差と戦いつつ、計画を懸命に練って下さり、このためだけに駆​けつけて下さる上田淳子さんを筆頭に日本の心強い味方の友人達が​力を貸して下さったからこそ可能になったのです。
皆で力を合わせてサンセールからの温かい心が日本にきちんと届く​ように、しっかり頑張ります。
詳細はまたあらためてご報告させて頂きますが
サンセールのワイン関係者のマダム達を中心に「和食とワインを楽​しむ夕べ」というこのイベントを最初のステップとして、得られる​収益金をワインボトルの特別マカロン(ボトルに貼る小さなステッ​カー)を作成し生産者の賛同を得て彼らのワインに貼ってもらいま​す。
そのワインたちは、フランスから日本(だけではなく世界に繋がっ​て行くよう)に2011年ヴィンテージから出荷される予定です。
ワインを手にした人達が、東北で今も困難と戦う人達の事を思うひ​とつのきっかけになれば幸いです。
復興にはお金の支援も非常に大切です。
が、同時に日本人に取って心の支援の大切さも、フランス人は配慮​したいと思っているのです。
「私たちはあなたの事を忘れません。」
遠い異国からでも、思い続けています。
そういうメッセージを込めたイベントで、
フランスから今後も出来る範囲で精一杯、皆と力を合わせてこれか​らも毎年続けさせていただく予定です。

そして・・・・
私は今このイベントに向かって、
現地で用意するお料理レシピの最終仕上げをして​おります。
特別な会席料理でもなければ、
日本人にとって​も、難しい凝った和食ではなく、
日頃、私たちが、サンセ​ールワインと一緒にいただいて、
「本当においしいな! ​ワインとよく合うな!」 と思う、
そんな言葉がふっと出​てきてしまう・・・・
日本の味を多くご紹介できたらと。
まさしくDDCのお箸メニュー。​
そして、和食に興味を持つフランス人の方々にも、
気軽に​再現できるように・・・
現地調達の材料でレシピも含めて​、お伝えすることを大切に  
と思っております。
そして​、何よりこの小さな、イベントが 
大きな思いとなって世​界中に届くことを・・・願って。 
また 追々 報告をい​たします。

(上田淳子)

2012年6月9日土曜日

5月12日のイベント動画、第一弾アップしました。


先月12日に、ル・クルーゼさんのキッチンスタジオをお借りして行った、
イベントの動画が出来ました。
第一弾で、これからも随時、続編をアップする予定です。


上田シェフのトーク、冴えています。
テレビにもよく出演されているし、料理教室等で話し慣れているとはいえ、流石です。
見ている人を飽きさせないトーク 、必見です。
勿論、目からウロコの料理のポイントも
わかりやすく説明して下さっています。

人前で話すことの苦手な私は、レンズ越しに、
羨望のまなざしで見ていました。
ともかく、百聞は一見にしかず、ご覧になって下さい。
(澤崎信孝)

2012年6月7日木曜日

旬の素材を

旬の素材を家で簡単に楽しく料理して、
ワインと一緒に「いただきます!」 
身につけたら一生の宝物になる、とびきりおいしいレシピ満載。 
食いしん坊と飲み助のための、会員制クッキングサイトです。

↑これは、Delicious Dining Clubと検索すると出てくる
DDCのキャッチフレーズ。
スタート当初からの、大切なコンセプトのひとつでもあります。

旬の素材、季節ごとのおいしいものを感謝しながら食べるのは
今を生きている、という感じがしてとても素敵ですね。 

そんな思いを込めて、お料理写真と一緒に毎回、
旬の野菜や果物の写真を撮り続けてきました。

さて6月。
芹や筍、菜の花にアスパラにスナップえんどう…の春を過ぎて
これからおいしくなるのは、こんな野菜たち。


来週から更新をスタートする、DDC流・日本の夏レシピ。
こんな素材たちが、おいしいお料理になって登場します。

どうぞお楽しみに!

(田村敦子)

2012年6月6日水曜日

器作りの仕事


スタイリストを続けていると、
モノ作りの機会に恵まれることがあります。

いくつか参加しましたが、ずっと続いているのが器の仕事。
長崎県波佐見にある堀江陶器と作っている
h+」(エイチ・プラス)というブランドです。
私の師匠から受け継いだ、大切な関わりのある人達と器作りをしています。

毎年一回は波佐見を訪れるのが恒例行事。
窯元などの職人さんの所を回り、
沢山の事を吸収して、器のデザインにつなげています。


全てを自分たちで進めているので、
時間がかかったり、なかなか実現できなかったりと、
大変なこともありますが、
いつものスタイリストの仕事とは違った楽しみがあります。


今年の新作を含めた展示会が今日から始まりました。
プロ向けの国際見本市、ライフスタイル展に毎年参加しています。
昨日ディスプレイに行ってきたのですが、
なんとか形になり、お披露目できるこの日はやはり嬉しいもの。
小さなブランドですが、ゆっくり成長できればと皆思っています。

(小山佳子)

2012年6月4日月曜日

鯛のポワレ 火加減のお話


澤崎さん・・・時には多少、うまくいかないことがあるからこそ、
次上手ににできる幸せがあるという物・・・。
写真は十分においしそうですよ。
↑プロに向かってヘンななぐさめですね・・失礼・・。

敗因!? は、ただひとつ。
皮面を焼く際に弱火でじっくりと私がお伝えしすぎているのが
いけないのかもしれないのですが・・・、火が弱すぎ。

理想を言えば、じっくり身に火が通るよう時間をかけ加熱し、
ちょうど裏返したい時点で、
フライパンと接着面である皮がカリッとしていること。

これは・・・
焼いている間に、皮面から油がにじみ出てきて、
皮とフライパンの間で、熱せられます。  
この温度が大切で、目標は揚げ物くらい
(焼けている面がパチパチと穏やかな音を出す程度 → ジュクジュクではありません)。
その熱せられた油が、魚からにじみ出てくる水分を蒸発させながら、
皮面につけた粉を揚げ物の様にカリッと・・という・・・話。


澤崎さんの場合、おそらく火が弱すぎて
皮とフライパンの間の油の温度が低すぎ、
水分が飛びきらずにまさに、低温で揚げて、
べたっとなった揚げ物状態 となってしまったのでは。

このような状態になったら、裏返す前に火を強めて、
皮面をカリッとさせてから裏返すと大丈夫。 
ようするに・・揚げ物の2度揚げの要領です。

この作り方でリベンジを! 
でもこういう現象の次に料理をする際は、火を強めすぎて焦がしてしまう!  
可能性が高いので、あくまでも・・・
「カリッと」を目標に火の調節をお願いしますね!

(上田淳子)